編成ガイド(通常モード)

【TFT/パッチ11.10】序盤~中盤の立ち回りについて

ドラゴンスレイヤーが暴れまわっているパッチ11.10。

多くのプレイヤーがモルデカイザーを軸にドレイヴンやジャックスを使っているのではないでしょうか。

今回の記事では、パッチ11.10でゲームを有利に運ぶ、そしてなるべく4位以内に入るために私が行っている立ち回りをご紹介したいと思います。

最初~ステージ2-7

◆理想的な展開◆

プレイヤーの技量を出しにくいステージですが、後のステージ3を有利に立ち回るために出来る限りの準備をしていきましょう。

初手アイテムはなんでも良いですが、私は最近リカーブボウを優先して取っています。

理由として、今強いとされている「ドラゴンスレイヤー+スカーミッシャー又はレギオン」では間違いなく必要、トップメタからは外れますが「救われし者+スペルウィーバー4」「アボミネーション+スペルウィーバー4又はレギオン4」「忘れ去られし者6ヴェイン☆3orドレイヴン」でも使用用途があるからですね。

その後のミニオンラウンドでスカーミッシャーの2コスト、3コストチャンピオンが落ちたら絶対にとっておきましょう。

トランドルとウディアの強化、中盤以降のドラゴンスレイヤーの強さにより、現状序盤戦をスカーミッシャー3特性で進行するメリットは極めて大きいです。

ラウンド開始時に展開されるシールドにより高耐久、スカーミッシャー特性の毎秒増えていく攻撃力補正により2ステージの間は特に勝ちやすく、運が良ければ5連勝で2ステージを終えることも可能です。

連勝進行した場合、ドラフトラウンドの順番が後に回され必要なアイテムが手に入りにくいという弱点はありますが、ドラゴンスレイヤー+スカーミッシャー、レギオンの形はどちらともアイテムの受けが広く、上位進行で必要アイテムが取れない状態でもあまり問題ありません。

2ステージに入ったら、2-1でまずレベル4にします。

チャンピオンの重なりが良い場合、レベル4にせずとも2-1で勝てるときもありますが、レベル4にすると2-2のショップに3コストのリーシン、パンテオン、ヌヌなどが並ぶ可能性があり、これらのチャンピオンは序盤から中盤にかけての要になってくれます。

宇水

1-4でプレレベリング(経験値を先行して購入しておくこと)をしても良いですが、受けの広さのために1コストのチャンピオンを幅広く購入するため、基本的にプレレベリングする資金がないことのほうが多い気がします。

資金があるならしても良いのではないでしょうか。

2-1、2-2はすることも少ないので、相手のカジックスやルブランの配置に気をつけて1ラウンドでも多く勝利、また、もし勝てない場合でもダメージを1でも減らす工夫をします。

どうしてもチャンピオンの集まりが弱く、負けざるをえない時は連敗を狙うこともありますが、基本的に負けた場合のゴールドの期待値は勝利する場合と比べて低いです。

また、同様に連敗戦術を狙っているプレイヤーがいる場合、中途半端に連敗が切れてしまうこともあるためリスキーです。

次にドラフトラウンド直前の2-3ステージですが、もし10ゴールドの利子を取れるようなら利子を優先、そうでない場合はプレレベリングのために経験値を1回購入して、2-5ステージが始まる時にレベル5になるようにしておきます。

レベル5での4コストチャンピオンの排出率は2%と極めて低いながら、モルデカイザー、ジャックス、ヴェルコズ、ドレイヴンなど、最終編成を決定づけるだけのパワーを持つチャンピオンがショップに並ぶ可能性もあります。

これは2-5ステージが始まってから経験値をふった場合、1回分の機会損失になるため利子がとれない場合はプレレベリングすることをオススメします。

ステージ3-1~3-7

ゲームが大きく動き始めるのが、このステージ3-1からです。

序盤2-1~2-6までの5連勝を取れた場合、もしくは2-2~2-7までの4連勝を取れた場合など、資金的に余裕がある場合は3-1でレベル6にします。

連勝できずに資金的にそこまで余裕がない場合は、1ラウンド待って3-2でレベル6にします。

そして、手持ちのチャンピオンがペアになっているかなど条件はいくつかありますが、このタイミングでオールイン気味にリロールをします。

レベル6でのリロールの利点は

  • 「主要の4コストチャンピオンを他のプレイヤーから取り上げられる」
  • 「2コスト、3コストのチャンピオンの☆2が狙える」

以上の2つでしょうか。

レベル6でのチャンピオンの排出率は

・1コスト 35%
・2コスト 35%
・3コスト 25%
・4コスト 5%

となっており、レベル7での4コスト排出率15%と比べると1/3しかありませんが、5%であれば最終構築をいくつか想定していれば1枚ぐらいは拾えることが多いです。

また、拾えなかった場合でも最終構築に入るトランドルやパンテオンなどのドラゴンスレイヤー持ちのチャンピオンが揃ったり、最終的にヴェルコズ編成の一員となるビクターやブランドなどのスペルウィーバーのチャンピオンの☆2が狙えます。

このため、レベル6リロールの段階でアイテムなどとも相談して最終構築を決めることが多いですね。

3ステージからは他のプレイヤーのチャンピオンも多くなり、最大で1ラウンド13点程度ダメージを受けてしまうこともあります。

なのでなるべくこのステージからは1ラウンドも負けないつもりで動きたいところ。

また、レベル6で先んじて主要チャンピオンを購入できれば、レベル6は資金をためて4-1あたりでリロールをして主要チャンピオンを購入しようとする相手に対して大きなリスクを背負わすことができます。

もちろんレベル6でのリロールにもリスクがありますが、3ステージからは1ラウンドあたりのダメージも大きくなるため、3ステージ中の敗北を減らしHPの維持ができれば、1位の確率は上がらずとも7位、8位の大幅LP減少は防げるのではないでしょうか。

宇水

私の場合、3ステージ中にしっかり勝ててる試合はTOP4率が高いようです。

利子を多くとれないことによって失速する試合ももちろんありますが、資金を貯めるためにHPが下がりすぎて何もせずに敗北するよりは良いかなと思ってます。

3-1~3-2でのリロールが思わしくない場合、3-5あたりにもう一度リロールすることも。

このあたりの判断は試合によって変わりますが、レベル7に入る前にある程度形をつくるのが最近の私のスタイルです。

ステージ4-1~4-7

多くのプレイヤーがレベル7になり、4コストチャンピオンの争奪戦が始まる段階です。

基本的にこのステージ中に大半のモルデカイザーがショップから消滅します。

感覚的な話にはなりますが、1試合あたり3人から5人程度はモルデカイザーを何らかの形で有する編成を組んでいる印象があります。

リロールのタイミングが遅れた場合、一生モルデカイザーが集まらない地獄との戦いになるため、もしモルデカイザーが編成に必要な場合は4-1でオールインします。

逆にヴェルコズやカルマなど、別のチャンピオンを使う場合は遅らせたほうがショップに出てくる4コストチャンピオンのかさが減るので良いかもしれません。

4ステージに入ってからはとにかく1ラウンドでも多く勝利を収め、敗北する場合でも1点でもダメージをへらすために毎ターン他のプレイヤーの配置を確認しておきましょう。

特にパッチ11.10環境においてはトランドル、ダイアナの配置により致命的な敗北を喫してしまう可能性があるため、直近で当たってないプレイヤーがトランドルやダイアナを使っている場合は配置を細かくチェックしておきます。

また、逆に自分がトランドルやダイアナを使っている場合は、トランドルの場合は相手のメインタンク(特にモルデカイザーや防具フル装備のチャンピオン)に配置をあわせ、ダイアナは相手キャリーが配置されている場所を巻き込むように意識しながら配置していきましょう。

ちなみにドラゴンスレイヤー4特性が発動し、アサシンによるスキルクリティカルが発生した場合、☆2ダイアナが後衛陣を殆ど削りきってしまうこともあります。

使う場合も、相手にする場合も意識して動きましょう。

まとめ

  • 2ステージ中はスカーミッシャー3が激強
  • 3ステージで一旦盤面を整え、負けにくい盤面を作る
  • 4ステージは開幕から激しいモルデカイザーの取り合いが始まる
  • 自分で使う場合は速攻で集めよう。
  • 逆に使わない場合は1ラウンド遅らせると他の4コストの確率が少し上がる

あとがき

ということで最近の私のチームファイトタクティクスのプレイスタイルの話でした。

そもそもアグロ気味に動くプレイヤーではあったのですが、今のモルデカイザー至上主義環境においてはアグロ気味の展開は環境にマッチしているのかなあと。

やっぱりHPがシンプルに多く残っているというのはそれだけ8位率が下がりますからね。

ということで投稿日現在、マスター277LP(23時過ぎまで200LP以上を維持すればグランドマスター)まで来ました。

とりあえずこのスタイルでプレイしてマスターを割る雰囲気はないので、とりあえず今のメタであればこのスタイルは活きるんじゃないかなと思ってます。

ということで、一部でも取り入れる部分があって皆様のプレイの向上の役に立てれば幸いです。

おしまい。

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